学校教育目標(平成29年4月3日改定)


 
 < 自立・夢を拓く人 >

(1)豊かな心  (2)深める学び  (3)健やかな体   (4)社会とのふれあい
 

実践の指針


(1) 「豊かな心」

人間関係づくりを育む指導方法を継続的に進め、生徒にとって安心感があり、他者を思いやる心、
誰かの役に立ちたいと願い自分にできることを実践する心を育む学校を目指す。

自らの考えをもち、他者を理解し尊重し、建設的な人間関係づくりを目指すなかで、他者と協働し
創造する意欲、困難に立ち向かう前向きな意志、
自らの判断、行動、結果に責任をもつ自立した心
を育てたい。


(2) 「深める学び」

    基礎的な学力と課題解決型の学力は両輪である。

基礎学力の定着を図るため、分かる授業の研究を進める。また少人数授業をはじめとする指導方法
の工夫改善を積極的に進めるとともに、家庭学習を含めた学習の習慣化を目指す。

基礎学力の一つとして、文章を書く力の育成に努めたい。教育活動全般を通して文章を書く機会を
意図して設け、8001200(原稿用紙2、3枚)程度の文章を必要に応じて抵抗なく書ける力を育て
たい

課題解決型の学力の育成には「対話」を重視する。

グループディスカッションやプレゼンテーションも単なる形式的な実施に留まらぬよう研究を進め
る。生徒各自に自分の意見や
問いを持たせたうえで、自分の価値観や意見に固執せず、新しいアイデ
ィアを生み出そうとする姿勢を育てる。議論に勝つことではなく、お互いを仲間と考えて、新たな「
気づき」
を喜びあう姿勢を大事にする。

「対話」を「深い学び」につなげるために、聞く姿勢を整えることは基本的に重要である。目と身
体を向けて興味深そうに聞く態度
を定着させるよう努める。コメント力・質問力を高めることを目指
して、他の生徒の発言を肯定的に受け止め、考えを深める角度のついた質問ができる力を個々の生徒
に養う
よう努める。



(3) 「健やかな体」

      健康・体力の増進を図る。

基本的生活習慣を整え、気力、体力の向上を図り、目標に向かって粘り強くチャレンジする生徒を
育てる学校を目指す。

生活習慣の見直しと改善を家庭と連携を図りながら進める。


(4) 「社会とのふれあい」

地域・社会の課題に関心を高め、主体的に関わる機会を工夫したい。

そのことは社会・世界を見据える目、社会に主体的に関わる姿勢を養うことにつながると考えてい
る。

単に地域の行事への参加に留まらず、自らの学びを地域・社会で生かそうとする意欲を育て、実践
の機会を工夫したい。

「社会に開かれた教育課程」の趣旨を踏まえて、学校運営協議会を地域の代表と捉えて、意見交換
を積極的に行う。

また、「学びが世の中とつながっているか」という視点を大事にする。社会で生きるように力をつ
けているか、学びが学校の中だけで完結し、受験に収斂されていく学びに留まっていないか、将来ど
うなりたいかが学びの動機となっているかという課題意識をもって教育活動を点検し向上させる姿勢
を大事にする。

SDGsはそのための恰好の材料であり、積極的かつ有効な活用を工夫する。


 (5) 「学校の秩序」

    全領域で生徒指導の充実を図り、いじめや暴力には、毅然とした態度で対応する。全職員で迅速に
行動し、根絶に向けて努力する。

環境に対する意識を向上させ、整然としてきれいな学習環境を目指す。特に清掃活動は「誰かの
役に立ちたい」という願いを、仲間とともに具現化し実践する機会として、健全な心の育成の場
として重視する。


今年度の重点目標


 問いをつなぐ

掃除に汗を流す

学校教育目標に掲げる「豊かな心」のさらなる深化・充実を図り、本校教育活動の中軸をなす「『豊か
な心』を育む『人間関係づくり』」を一層強化することをねらいとしている。
また、小中一貫教育にお
いては、「豊かな心」を重点とした3年目、まとめの年度であり、2020年度から3年間にわたる
「深める学び」を重点とした取り組みへの準備期間でもある。

「夢」をもつとは「問い」をもつこと。社会に関心を持ち、誰かの役に立ちたいという心から、
生涯をかけて成し遂げたい課題を得ることと考えている。「夢を拓く」ことは、一人で実現する
ことは難しく、仲間との協力が不可欠である。仲間との出会いは、まず自らが身近なところ、でき
ることから行動することが始まりとなり、広がり、果たされていくと考えている。「問いをつなぐ」
とは、自ら課題をもち、発信し、行動を起こし、仲間を得る力を養うことをねらいしている。

掃除は、誰かの役に立ちたいと仲間と一緒に活動する日常的な場面である。問いをつなぐ力を
涵養(かんよう)する日常的な機会として力を入れたい。